今後人材不足が懸念される保育士の求人とは

2014年に発表されたある調査では、女子中学生が将来なりたい職業の第一位に保育士・幼稚園の先生という結果が示されています。
2位に看護師、3位にマンガ家・イラストレーターと続くなりたい職業ランキングですが、現在も変わらず保育園や幼稚園の先生といった職業は特に女の子に人気があるようです。



しかし、こんな調査結果とは対照的に、国内での保育士不足は深刻です。

厚生労働省によると、2017年の年度末に不足する保育士の数は74000人にのぼる見込みです。

現首相の推進する「待機児童解消加速化プラン」により、2017年度までに現場では約40万人分の保育の受け皿を獲得する必要があり、これによって年々深刻化していた待機児童数のゼロを目指せるといったプランも背景にあるからです。

そこで現状としては、現場で働く保育士の求人が最優先課題となっており、特に東京都など人口過密エリアでは月にかかわらずこの職種での有効求人倍率が1を超えている状態にあります。これまで、園での拘束時間の長さや、子供の命を預かるといった責任の重大性に対して給料が見合わないなどが保育士の離職理由でトップに上がっていましたが、求人数に対して十分な人材が確保できるよう、国の政策としても月額1万円程度の給与上乗せが検討・実行されるに至りました。



若い世代の多くが希望する職種であり、さらなる求人が不可欠な職種だからこそ、仕事内容に見合った賃金での適正な求人が増え、今後希望者がより増えることを期待します。